雪中キャンプ!『大鬼谷オートキャンプ場』は別世界だった!⛄ 2020/12/19~20
どうも雪中キャンプ未経験のマサです。
今回は2020年最後のキャンプ。広島県でも屈指の豪雪地帯と呼ばれる広島県庄原市高野にある大鬼谷オートキャンプ場へ行ってきました。
↑キャンプ場の詳細は公式サイトへ丸投げ(^_^;)
今回は正直、細かなキャンプレポはお届け出来ません。設営から撤収まで私自身、とにかく必死!😅あまりゆっくりとした時間は過ごせませんでした。ただ、娘ちゃんも過去1番のキャンプだったとご満悦でしたので、父としては満足です!
では、大したレポにはなりませんがお付き合いください。
キャンプ予定日の1週間前から広島県内も雪が降り始めました。天気予報とにらめっこしながら、当日はどんな天気になるんだと心配でした。(雪中キャンプになることを願う私)
そんな心配とは裏腹に、キャンプ場のFacebookなどからは見事な雪国の様子が伺えます。果たして、たどり着けるのだろうか?
~当日の朝~
高野町付近の道路のライブカメラで道路状況を確認し、いざ出発!
現地に近づくにつれて雪化粧になっていきます。
いきなりですが、現地着!同じ広島県とは思えない別世界!!
どこを見回しても、真っ白!圧巻の冬景色!
子供じゃなくてもテンション上がります!しかし、このあと想像を絶する作業が待ち構えていました。現地までの道やキャンプ場内の道路は除雪車で除雪済み。サイト内も圧雪してあると聞いていました。
ところが道路は除雪済みでしたが、サイト内は圧雪どころかフカフカの雪がこんもりと敷き詰められています(-_-;)
「聞いてないよ~!」とダチョウ倶楽部が出てきたところで、何も状況は変わりません😂
管理棟で借りたスコップ(有料300円)を使って、いつ以来かぶりの雪かき開始。しかもこんなたいそうな雪かきなんて記憶にございません。この時の様子なんて、もちろん写真もございません。寒いどころか汗だくで雪かき。誰か冬は設営に汗なんかかかないし、夏より良いなんて言ってませんでしたかね。
そんなのウソですね.....。
とにかく、テントの設営前にすでに疲労困憊。しかし、嫁さまも交代で雪かきしてくれたおかげでなんとか設営完了!
今回はエイテントではなく、ホールアースの2ルームテント。
前室にはアルパカちゃんを設置。換気のためけっこうテント内を開けていましたが、充分な暖かさ!閉めきったら暑かったかもしれませんね。いやあ、買って良かった!暖房器具としてはもちろん、お湯を沸かしたり、調理をしたりと大活躍でした!一般的な2ルームの全室なら問題ない暖房能力だと思いますよ。もちろん一酸化炭素チェッカーも用意しておきました。
(※幕内の石油ストーブの使用は自己責任となります)
あっという間に日も暮れて、食事は嫁さまがスペアリブから出汁をとったラーメンなどを頂きました。(とても美味しかったのに写真がございません)
先日買ったデイツのランタンもいい感じでサイト内を照らしつつ焚き火もしました。明かりとしての光量は物足りないですが、雰囲気はバツグンでした!いやあ、買って良かった。
雪の中の焚き火は、炎が雪に反射してなんとも言えない雰囲気でした。
こちらのキャンプ場は焚き火も22時にはやめないといけません。テント外のランタンも大騒ぎも22時以降はNG。テント内も必要最低限の光量でお願いしますと言われました。
前室でアルパカちゃんにあたりながら、コーヒーを飲みながらまったりと過ごしました。0時前には寝袋の中へ。
今回は寒さ対策として、テントの下から、グランドシート、インナーテント、インナーマット、銀マット、ホットカーペット、寝袋、電気毛布、毛布とかなりの重装備。
正直、ホットカーペットと電気毛布があれば充分暖かいですね。銀マットを今回に備えて購入しましたがいらなかったと思います。毛布も個人的にはいらなかったかなぁ。まあ、嫁さま、娘ちゃんとしてはあるだけあったほうがいいって言いそうですけど。
最低気温はマイナス3度くらいだったと思います。最高気温も2~3度くらいだったかなぁ、記憶が曖昧で申し訳ないです。(温度計持って行ってたのにチェックしとけよ。)
日中もそうなんですけど、夜間もテントに積もった雪を何度もテント内側から押して落としました。
~翌朝~
寒さで起きることもなく、朝を迎えて外へ。相も変わらずの圧巻の雪、雪、雪!車の上の雪が昨日からの積雪です。空気がとても澄んでいて、とても気持ちの良い朝を迎えることが出来ました。
ところが、テントをチェックすると寝室側のポールが曲がっているのを発見!どうやら寝室の上には木の枝があり、そこから集中して雪が落ちており、他の部分より負荷がかかりすぎていたようです。
雪中キャンプの洗礼を受けてしまいましたが、次回の使用には問題ない程度の曲がりではないと思うことにしました。
朝食はアルパカちゃんの上で「力肉うどん」を作り、いただきました。何食っても美味い!
食後、少しゆっくりできるかなと思いましたが、雪の中の撤収がどのくらいかかるか分からないので、のんびりするのはそこそこに早めに始めることに。
撤収も大変でした。まず、日中、夜間とテントの上の雪を落としていたため、テント周りは雪がてんこ盛り。それをまずスコップで取り除いていきます。その後は、ペグ打ちした場所を探してペグを抜くのですが、これも雪をかき分け抜いていきます。ロープを傷めないように慎重に手でかき分けました。
テントの乾燥なんて夢のまた夢なので、ゴミ袋撤収は当然のこと。ペグはなくさないように片付けたつもりでしたが、2本見失いました。
結局、早く始めましたが撤収終わってスマホを見ると、チェックアウトぎりぎりの11:57でした。
帰り道も雪景色が楽しませてくれました。
設営も撤収も予想を大きく上回る大変さでした。慌ただしく過ぎた1泊2日の雪中キャンプでしたが、もう懲り懲りではなく、またやりたいなあと思うくらい別世界での有意義な時間となりました。出来れば2泊してゆっくり過ごしたかったですね。
今回のキャンプで私のキャンパーレベルも、かなり上がった気になってます(笑)少々の雪中キャンプではビビりませんね(どんだけ~!)
「雪中キャンプ!最高~!」
~おまけ~
〈その1〉
嫁さま肝いりの「電熱ベスト」ですが、絶賛でしたよ!あるのとないのでは全然違ったみたいです。寒さが原因で奥様が冬キャンプに行ってくれない方はぜひいかがでしょうか?
〈その2〉
キャンプあるある(?!)行きよりも荷物が膨らみ、まるでゴミの山から出てきた娘ちゃんの図(笑)
おしまい